【快適住まいづくりナビ】住み良い家のためのリノベーション

インテリア

都心部に多い住宅

スーツの男性

狭くて小さい住宅で、二重苦を背負った現代的な住宅である狭小住宅の生まれた「深い訳」とは何か。それは、この名で呼ばれるような住宅がどこに建っているのか、それを見てみると明らかになってきます。すなわち、都市部の事情です。都市部の住宅地というのは、どうしても狭まってしまう傾向にあります。というのは、「都市」という名前が表しているように、そこはまさに発展の中心であるからです。とんでもなく便利な街である代わりに、住宅用の土地は「狭くて小さい」ことが多いのです。特に、新規参入的な感じで入って来たひとなどは、狭くて小さいからといって都市の利便性を捨てるのには忍びないという気持ちから狭小住宅を持ちます。が、彼らの生活ぶりを見ていて思うのは、きちんとリノベーションを考えた上で住宅としている家庭の暮らしというのは、狭さや小ささをそれほど感じさせない作りになっているということです。もちろん物理的には「狭い」し「小さい」わけですが、そのあたりをリノベーションのさまざまな工夫でカバーしているのです。たとえばここではひとつ、狭小住宅を活かすために行われる基本的な構造を述べてみようと思います。というのも、最初にこう呼ばれる家に赴いたらひと目で分かる、その「高さ」です。階が多めに作られているのです。